コラム05
保存容器について

手作り化粧品を保存する容器については、作った化粧品が容器にあっているかどうか気になるところです。
また、再利用する時の容器洗浄の仕方も種類によって違ってきます。
容器の特性を知って、正しく容器を選択し、かつ細菌汚染でトラブルを起こさないようにまめに洗浄しましょう。
樹脂にはもっといろんな種類がありますが、食品や化粧品に使われている身近なものを上げました。

樹脂/特性 透明性 光沢 耐アルカ


酸性
耐アルコール 耐油性 水蒸気透過性 酸素透過性 炭酸ガス透過性 香気透過性 耐熱
HDPE(硬質ポリエチレン)
  HDPE
×
× × × 80-100℃
LDPE(軟質ポリエチレン)
  LDPE
× × × × 70-100℃
PP(ポリプロピレン)
  PP
× × 90-110℃
PET(ポリエチレンテレフタート)
  PET

50-60℃
PS(ポリスチレン)
  PS


× × × × × × 60-80℃
AS(アクリロニトリル・スチレン)
  AS


× × 70-90℃
PVC(ポリ塩化ビニール)
  PVC


60-70℃

PE(HDRE)、PPは化粧品に広く一般に使われています。透明性や光沢など外観の問題はありますが、手作り化粧品の保存容器としては問題ありません。ただし、匂いを大切にしたい化粧品には適しません。
容器の洗浄には石鹸液や中性洗剤でよく洗った後、熱湯やアルコールで消毒できます。

PET、PVCは見た目に美しく、樹脂特性にも優れ、化粧品に広く使われています。
容器の洗浄には石鹸液や中性洗剤でよく洗った後、アルコールで消毒できます。ただし、熱湯はつかえません。
PVCは食品ラップなどにもつかわれていますが、燃えにくく、塩化物ということで環境問題からその使用は少なくなっています。

PS、ASは見た目に美しく、健康食品の錠剤やお菓子に広く使われています。化粧品にはキャップに使われていますが、アルコールや油に弱く、直接化粧品が触れる容器にはあまり使われません。食品のトレーやCDケースはPSです。油のあるお惣菜をレンジで温めて、溶けたことがありませんか?
キャップの裏についているパッキンはPPのものが多く使われています。
化粧品の保存容器には適しません。

アルコール消毒は、容器に消毒用アルコールを数ml入れ、キャップをしてよく振ります。その後アルコールを捨てます。アルコールに過敏な方は、キャップをあけたまま放置すると、すぐ乾きます。
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