コラム09
大人のニキビ

ニキビには、青春のシンボルといわれる「思春期のニキビ」、20代からの女性に現れる頑固な「大人のニキビ」、毛包虫性ざそうやステロイドざそうなどの「特殊なニキビ」があります。
どのニキビも、毛穴に皮脂や汚れが詰まって炎症が起きるという現象は同じですが、その発症原因は様々です。

ニキビ対策はご自身の発症原因をいかに正確に把握するかがポイントになります。 ここでは、ニキビが与える精神的苦痛の最も大きく、発症原因が複雑な「大人のニキビ」について、原因と対策をまとめてみました。
ご自身の生活スタイルに照らし合わせ、できることから原因を取り除いてまいりましょう。

原因
  1. 肌の乾燥(肌の角質層が異常になり毛穴を塞ぐ)
    洗顔の方法:ゴシゴシと強く何回も洗っていませんか?
    保湿、保護ケアを避けていませんか?
    皮脂対策にこだわり過ぎていませんか?
    空調による乾燥環境になっていませんか?
    UVケアをしていますか?

  2. 肌の汚れや刺激
    ニキビが気になり、手で頻繁にさわっていませんか?
    ほお杖ついていませんか?
    朝の洗顔も丁寧ですか?
    髪の毛先が触れていませんか?
    ファイスタオルやシーツ、枕カバー、化粧パフは汚れたままになっていませんか?

  3. 睡眠不足
    睡眠中に新陳代謝が活発になり細胞はつくられるといわれています。(神経は休んでいるようですが)
28日という肌サイクルに近づけるためにも、良い睡眠はニキビだけでなく美肌にも大切です。

  4. ストレス
    体内のリズムをくるわせ、ホルモンバランスが崩れ肌だけでなく、身体に不調がでます。
肌は抵抗力が下がり、アクネ菌を活発にもさせます。

  5. 肌に合わない化粧品(洗浄剤も含みます)
    普通のクリームに汎用される、ある種の油脂(ラノリン、オレイン酸、など固形の油脂)やある種の界面活性剤やほほ紅に使われる赤色色素などにコメド形成能があるといわれています。

  6. 運動不足
    体を動かすことは新陳代謝を高め、肌に栄養がいきます。
    体を動かすことは、ストレス解消にも一役かいます。

  7. 食事
    脂っぽい食事やチョコレート、コーヒーを摂り過ぎていませんか?
    スナック菓子やファーストフード、コンビニ弁当で食事を済ませていませんか?

  8. その他
    遺伝的要因、生理、病気


対策1.スキンケア
優しくソフトに洗顔することと、シンプルケアでお肌に負担をかけないことが最も重要です。
  1. 洗顔:ソフトに優しくが基本。スクラブ洗顔は避けます。
    お化粧をなさっていれば、ダブル洗顔
      クレンジングはよく化粧品になじませる(優しくゆっくりと)
(Dutyでは界面活性剤の入らないグレープシードオイルを奨めています。オイルをよくなじませティシュで軽くふき取ります。)
洗浄剤は殺菌剤の入らない、保湿力のある低刺激性石けんを選択します。      
まめに洗顔するだけで、皮膚上の菌はほとんど流されるといわれています。      
痛いニキビやジクジクした2次感染を起こしそうな場合には皮膚科で受診し、抗生物質の使用も必要になります。      
弱酸性の石けんは液体のものと同じで界面活性剤からできています。 アルカリ性ですが普通の石けんがお奨めです。

    洗顔方法(とっても大切)
      石けん洗顔は朝夕の2回のみ、これより多い場合は、ぬるめのお湯だけで丁寧にながします。
お顔に充分水分を与えた後、石けんを充分に泡をたてて、手の平で顔に圧力をかけないように、手を浮かし気味で泡だけで洗顔するように努めます。
充分に泡を立てるのには2つの意味があって、汚れを落としやすくするだけでなく、泡のクッションで手の摩擦を軽減します。

  2. 保湿:化粧水だけでなく、保湿力を維持することと保護するために「大人のニキビ」には油分も必要です。
    化粧水:ニキビだけでなく、赤いポツポツが出来易い場合には
      シンプル化粧水(水とグリセリンだけ)
ポツポツ出ないようでしたら、ホルモンを整えるダイズエキス抗炎症効果のある植物エキスを配合するのも有効です。
手作りのものは防腐剤や界面活性剤を配合しないので肌に優しいと思います。

    オイル:過酸化脂質にならない非常に安定な液状オイルのスクワランがお奨めです。
      「ニキビにオイルなんてとんでもない」とお感じでしょうが、とっても有効だと思っています。
クリームにはいろんな油脂が使われており、界面活性剤も配合されています。ある種の脂肪酸や不飽和油脂、界面活性剤にコメド形成能があるといわれています。  
このオイルは固まった汚れや皮脂を溶かす事はあっても、毛穴を塞ぐことはありません。

  3. メイク:紫外線対策とポイントメイクでできるだけお肌に負担をかけない。
    UVカット製品は紫外線吸収剤を含まない、ノンケミカルといわれる無機質の紫外線散乱剤を選択します。
    ファンデーションが必要な場合には、油性のものを避けパウダーか水性リキッドを使いましょう。


対策2.ストレス
「大人のニキビ」の大きな悪化要因のひとつです。
生活しているいじょう大なり小なりストレスは誰にでもあります。
気持ちの持ちようと簡単に済ませられるものでもありませんが、お気の毒と思える境遇の方でも溌剌、活き活きしてる方も多くいらっしゃいます。
お散歩で自然にふれるとか、おしゃべり、スポーツ、ショッピングなどご自身のライフスタイルに合わせ、ストレスの軽減を図りましょう。


対策3.食事
親元を離れ、一人生活の気楽さから、外食やコンビニ弁当など栄養の偏りと不規則な生活から、ニキビが悪化することも多々あります。
バランスのとれた食事や1日30品目とよくいわれますが、漠然としていますよね。
そこで提案ですが、次のことを念頭に置き、外食やコンビニ弁当にせよ、できるだけ補うように心がけてください。
赤・青・黄色のものは摂ったのか? 海のもの山(陸)のもの、地上のもの地下のもの、葉っぱは実は?


対策4.清潔
お手入れ以外では手を顔をさわらない。
頬杖をつかない。
アゴにさわるような服を避ける。
お顔にさわるフトンカバーやシーツ、枕カバー、化粧パフ、フェイスタオルはこまめに洗う。
洗髪を心がけ、髪の毛先が顔に触れないようにする。
notesの始まり スクワラン一押しの理由

notesの終わり