コラム12
乾燥しがちな冬の肌のお手入れ


肌が乾燥するとどうしていけないの?


肌は、様々な外界の刺激から体を守る大切なバリア機能です。つまり、紫外線や冷気、熱、細菌やウイルスなどの微生物、化学物質、ほこり、花粉、ダニなどのさまざまな刺激から体を守ります。
肌が乾燥してしまうと、そのバリア機能が充分に発揮できないのです。

■感受性の高い肌(敏感肌)になる
     弱体化した肌バリアは、様々な外界の刺激を何倍も強く感じさせます。

■皮膚病にかかり易くなる
   弱体化した肌バリアは、微生物や微生物の代謝産物である毒素の侵入を容易にし、炎症を起こし易くなり 様々な皮膚病を引き起こしてしまいます。

■美容的な問題がある
   乾燥してカサカサになった肌は光を乱反射させ、美しくは見えません。
小じわ(ちりめんじわ)の原因でもあります。
メイクも肌への密着が悪く、透きとおるようなナチュラルメイクは望めません。
美しい肌とは充分に潤った肌といっても過言ではないでしょう。

■肌の老化を早めてしまう
   弱体化した肌バリアは、紫外線の侵入をも容易にし、メラニンを活発化させるだけでなく、真皮層にまでUVAを通し易くなり、肌弾力成分を劣化させます。
シミ・シワをつくり、弾力のないたるんだ肌へと導いてしまいます。




潤いのある肌へのお手入れポイント


冬は湿度が低く、水分が奪われがちな上、暖房による乾燥が拍車を与えます。また、気温が低く新陳代謝が低下して、体の中からの水分や栄養補給も停滞しがちです。

■洗顔
     その日の汚れはその日のうちに落とす必要があり、大切なことですが、洗い方に注意が必要です。
ぬるま湯で予備洗いをし、洗顔料を充分に泡立て、泡のクッションで優しく洗います。ゴシゴシ擦り洗いは、皮脂を取り過ぎるばかりでなく、バリアである角層を引き剥がし、ますます肌乾燥を引き起こしてしまいます。
ゆすぎも擦らないように、たっぷりのぬるま湯を手ですくいバチャバシャと優しく丁寧に流します。
最後に冷水で引き締めます。

■皮膚病にかかり易くなる
   弱体化した肌バリアは、微生物や微生物の代謝産物である毒素の侵入を容易にし、炎症を起こし易くなり 様々な皮膚病を引き起こしてしまいます。

■パック
   パックの効用は、パックからくる水分と、体の中からくる水分により充分に保湿され、パックによる適度な緊張感が血行を促進させます。また、剥がすまたは洗い流す際に汚れを取り去ります。
なお、潤いを目的とするパックはパック剤が乾燥しない内に止めましょう。
パック剤が乾燥すると、肌の水分まで奪ってしまいます。
  • お風呂でパック
    洗顔後、クレイパックまたはシートパックをし、半身浴をします。 パックの乾燥や気化熱を奪われることによる、皮膚温の低下を防ぎます。 皮膚温の低下は水分の吸収を妨げ、血行を停滞させます。

  • お風呂でパック
    洗顔後、クレイパックまたはシートパックをし、半身浴をします。
    パックの乾燥や気化熱を奪われることによる、皮膚温の低下を防ぎます。
    皮膚温の低下は水分の吸収を妨げ、血行を停滞させます。

  • 蒸しタオルパック
    洗顔後、クレイパックまたはシートパックをし、蒸しタオルをのせます。
    ラップをのせて蒸しタオルを使うのも、より効果的です。
    肌を温めるのは、毛穴を開き吸収を良くして、血行を促し体の中からの栄養を取り込みます。

■化粧水
   手にたっぷりとって、両手で顔を包むようにじっくり時間をかけて浸透させます。手のぬくもりと閉塞で化粧水がより吸収されます。
その際、薬指で目元の、人差し指で目尻の美容のツボを軽く押えます。
重ねつけも有効です。同じことを繰り返します。

■クリームまたはオイル
     クリームまたはオイルでフタをします。
油成分は水分の蒸散を防ぎ、水分を保持する働きと、肌を柔軟にする働きがあります。硬い肌は脆く、擦るなど物理的な刺激に弱くなります。




注意

  • 肌の乾燥はヒトそれぞれ、千差万別です。
    本来、自分の力で肌を守る力を持っています。
    ところが、生活環境、年齢、体質などにより、肌の乾燥程度はヒトそれぞれであり、同じヒトでも季節によっても違ってきます。
    大切なのは、その時々に応じたお手入れが必要で、肌が気持ち良いと感じるお手入れが最良です。
    お手入れ不足でも過剰のお手入れでも美しい肌は望めません。

  • 肌の異変には早めの対策を。
    定期的に自分の肌を観察する習慣をつけましょう。
    少しでも異常を感じた時には、早めに皮膚科に受診をします。
    早い手当ては直ぐに回復しますが、長引かせると、悪循環陥り、回復が遅れるばかりか、シミ・クスミの原因になります。

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