手作り化粧品の作り方04.
クリームを市販品の様に作るのが困難な理由

  1. 界面活性剤の使用量が市販の化粧品より多く必要になる。
    メーカーでは界面活性剤の量を減らす努力を日々おこなっており、感触やツヤ、安定性の良好なものでなければなりません。乳化の技術はメーカーの技術力の一つです。界面活性剤の選択には使われる油溶性成分や水溶性成分を良く把握し、それらとの相性を考慮し、選択した界面活性剤を数種類組み合わせることによって、それを減量することが可能となり(製剤技術)、さらに製造技術(機械的)によっても減量することが図られています。その選択と組み合わせの分量比は職人技と言っても過言ではありません。
  2. クリームを作るにはある程度の分量を作ることが必要になる。
    クリームの製造は水溶性成分と油溶性成分を別々に80℃くらいに熱し、少しづつ混ぜて、よく攪拌しながら作ることから、少しの分量を作ることは困難です。さらにクリーム状という形態から、指を入れて使用することになるので、防腐剤なしで1週間以上の使用は細菌汚染のリスクが高まってきます。
  3. 冷蔵庫に保存するのは望ましくない。
    クリームは水と油からできているので、その膨張率の違いが大きく、冷蔵庫からの出し入れはクリームの分離を早めます。
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