由来・ 性状 |
トチノキ科植物「セイヨウトチノキ」の実、または葉から抽出した淡黄色〜赤褐色のエキスです。 |
特徴 |
成分として、エスシンというトリテルペンを主に含んでいます。エスシンはヨーロッパでは局方に記載(医薬品)されている消炎成分です。他に美白作用や抗うっ血作用、浮腫抑制作用も報告されています。
このエキスはメイラード反応阻害剤として特許出願中のものです。メイラード反応阻害とは、コラーゲンやエラスチンの持つ弾力を奪う作用を阻止するというものです。
詳しくは、酵素の関与しないタンパク質と糖質との結合反応を阻害する。
つまり、加齢による肌の柔軟性低下や、水分量減少、新陳代謝の減少、分解酵素の分泌低下、繊維芽細胞活性低下、褐変化、活性酸素発生、SOD活性低下、を防止する効果が期待されています。 |
用途 |
肌の加齢やクスミ、シワが気になる方に、化粧水に混ぜてお使いください。 |
コラム |
肌の老化には身体の生理機能の衰え(タンパク質の衰え)からくる内部要因と紫外線で起きる光老化の外部要因があります。このエキスは内部要因を手助けするというものですが、食事に勝るものはありません。規則正しく、バランスのとれた食事を心がけましょう。 |