乾燥肌・敏感肌のDuty的オススメお手入れ方法

乾燥肌、敏感肌の方への、Duty推奨の界面活性剤を使わないシンプルケアな1日のお手入れ方法をご紹介します。

敏感肌の種類

自称敏感肌を含めて、女性の大半が自分は敏感肌だと思っているといわれています。自分の肌タイプを把握することが、美肌への近道です。

1.アレルギータイプ
刺激物に抗体を作って炎症を起こすタイプで、うるしカブレなどがそのタイプです。身体の免疫反応によるものです。

お手入れのポイント:皮膚科で調べてもらったり、自分でパッチテストをおこなうなどして、刺激になるもの(抗原)を見つける。

2.高感受性タイプ
衣類や下着が擦れたり、マッサージなどの少しの刺激で赤くなったりミミズ腫れができたりするタイプです。塩気など食べ物が口の廻りに付いてすぐに赤くなるのもそのタイプです。

お手入れのポイント:シンプルスキンケアをします。いろんなものが配合されたものや高濃度のものを使わないようにします。スクラブ洗顔やマッサージは禁忌です。

3.体調変化敏感タイプ
生理前後や睡眠不足、ストレスなどによって、すぐに顔にブツブツなどトラブルがおきやすいタイプ。
お手入れのポイント:リラックスするのが大前提ですが、お手入れは疲れを感じたら早めにシンプルスキンケアにしましょう。

4. 環境変化敏感タイプ
季節の変わり目に変調をきたす人や日光過敏、寒冷過敏などがこのタイプです。
お手入れのポイント:早目に日焼け止クリームを用いたり、スカーフを巻くなど防御対策を高じましょう。お手入れはシンプルスキンケアです。

5.対応力未熟タイプ
赤ちゃんや子供の発赤がこのタイプです。離乳食と同じように少しづつ慣らしましょう。お肌も全身に一気に大量に塗布するのは危険です。
お手入れのポイント:パッチテストを兼ねて狭い範囲から徐々に広げていきます。

6.混合タイプ
アトピー性皮膚炎などがこのタイプです。1~5まですべて関係していることもあり、百人百様の症状があります。他人に効果的なことも合わない場合が多々あります。基本はお薬とスキンケアを上手に使うことです。

朝のお手入れ

洗顔

低刺激性の洗浄剤を良く泡を立て、優しく包み込むように洗います。

※ 寝ている時はすべてが休息しているわけではなく、神経は休んでいますが、全身の細胞は活発に分裂して新陳代謝は高まっています。時間が経った皮脂は酸化されてシミや刺激の原因になることもあります。

基礎化粧

化粧水とスクワランで保湿と保護をします。

※ 自分の敏感肌タイプを知ることが大切です。それによって、基礎化粧品の選び方が違ってきます。
※ 手作り化粧品は個々の成分で自分の肌に合うのかどうかを確認できるメリットがあります。

メイク

日焼け止めクリームを化粧下地にします。紫外線散乱剤(紫外線吸収剤は時間が経つと刺激になることがあります)のクリームをえらびましょう。

軽くパウダーをつけます。ファンデーションをつける場合はリキッドのものを選びましょう。

夜のお手入れ

メイク落とし

スクワランやベビーオイルなど精製度の高いオイルを肌になじませ、優しくティッシュオフ後、またはそのまま泡洗顔をします。
油性のものをつけていない場合は泡洗顔のみにする。

※ 泡は肌に摩擦を与えないためのクッションの役目もしています。しっかり泡を立てクッションを利用して包み込むように洗いましょう。

入浴

  1. お湯の温度はぬるめに設定:40度以上のお湯は、肌から天然保湿成分や脂質が溶け出しやすくなるため、乾燥し易くなります。
  2. 洗浄剤はできるだけ低刺激性のものを選びます。石けんもそのひとつです。
  3. 洗顔やボディ洗いは洗髪の後に:シャンプー・リンスのすすぎ残しはお肌のトラブルになることもしばしばあります。垢や皮脂を落とした後の肌はより無防備になっています。先に洗髪しましょう。
  4. リンスはしない:リンスには帯電防止剤のカチオン系界面活性剤が配合されています。それは髪をしなやかにするなど有効であることも事実ですが、界面活性剤の中でも肌に刺激になる可能性の高いといわれています(肌に塗布する化粧品には厳しい配合基準が設けられています)。電気的に肌や髪に吸着しますのでトラブル肌には使わない方が安心です。お酢やクエン酸でリンスをして、タオルドライの後、スクワランを数滴髪に塗布すれば、しなやかでツヤもでます。
  5. 強くこすらない:こすることにより角質層が乱れ、刺激をより感じやすくなります。(バリア機能の低下)
  6. 浄剤は充分に泡をたててから使用:肌にこすりつけながら泡をたてていることが多いようです。良く水になじませ泡を充分にたててからお使いください。
  7. 残留塩素除去を目的にした入浴剤を使う事も有効です。

スキンケア

入浴後、乾燥しないうちに体全体にお肌に合った保湿のための化粧水と保護のためのオイルを優しく塗布します。        

※ 化粧水は抗炎症作用や抗酸化作用がある成分が配合されているものを選びましょう。初めて使う場合には必ずパッチテストをおこないます。
※ デューティでは保護にはスクワランまたはグレープシードオイルの塗布を推奨します。念のためパッチテストをおこなってください。

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