手作り化粧品の作り方03.
手作り化粧品に使う水について

市販されている化粧品は、主にイオン交換水が使われていて、他に精製水、蒸留水、滅菌水などがあります。
薬局で販売されている精製水や市販の名水、水道水でもかまいません。また、竹炭処理した水やローズ水、いれたてのお茶、ハーブティを利用してもよいでしょう。ただし、いれたてのお茶やハーブティは不純物も多く酸化しやすいので、2〜3日分だけにします。

「水は新しいもの」を目標にしましょう。1本の精製水を長く使うと汚染の心配も出てきます。また、残留塩素や不純物の問題は残りますが、古い水を使うよりは水道水が安心です。
簡単な作り方をご紹介しますので、フレッシュな化粧品を使うことを心がけましょう。
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<水の規格>
薬事法に関連する水には、基準の緩いものから、常水、精製水、滅菌精製水、注射用蒸留水があります。
常水とは、通例、水道水および井水を指します。これには16項目もの純度試験があります。
精製水は常水を蒸留するかイオン交換樹脂を通して精製した水です。化粧品に使われる水はほとんどがこれになります。常水よりも亜硝酸性窒素や蒸発残留物、過マンガン酸カリウム消費量の基準値が厳しくなっています。
滅菌精製水は精製水を無菌にしたものです。
注射用蒸留水は水を蒸留し、注射用に調製した水です。無菌試験と発熱性物質が無いことを確認する試験が加わります。

水中の亜硝酸性窒素とは、主にし尿や下水の混入によるアンモニア性窒素の酸化や硝酸性窒素の還元によって生じるもので、汚染の有力な指標になるものです。
蒸発在留物とは、水を蒸発乾固した時に残る物質をいう。水中の種々の不純物(浮遊物質や溶解性物質)がそれにあたる。精製水は常水の50分の1の基準
過マンガン酸カリウム消費量とは、水中の酸化されやすい物質によって消費される過マンガン酸カリウムの量をいう。大きいほど汚染されていることを指し、下水、工場廃水、し尿の混入によって増大する。常水は10ppm以下、精製水は3.16ppm以下となっている。

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